T-FORCE SIREN GD120S AIO SSD オールインワン水冷ユニットの取り付け方
SIREN GD120Sは、M.2 2280 SSD用に設計された世界初のオールインワン水冷ユニットです。 取り付け方はお馴染みのGA、GDなどのプロセッサー用AIO CPUクーラーシリーズとは少し異なります。 SIREN GD120SにM.2 2280 SSDをどのように取り付けるのでしょうか? SIREN GD120S AIO SSDオールインワン水冷ユニットの取り付け方をご紹介します。
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目次
120mmファンとラジエーターの取り付け
世界初のM.2 2280 AIO SSD Coolerは、ポンプ、ラジエーター、水冷ヘッド、チューブを備えたオールインワンモデルです。マザーボードとその他のコアハードウェアを先にケースに装着した後、SIREN GD120SとM.2 2280 SSDを取り付けて、最後にグラフィックボードをケースに装着することをお勧めします。
まず、ファンをラジエーターに取り付けて、ファンの向きを決める際にPCケースの排気方向を確認してください。もしファンの取り付け方が分からない場合は、以前のブログ記事「オールインワンCPU水冷クーラーの正しく取り付け方は?設置場所の違いによる影響は?」を参照して、ラジエーターをどの方向に向けて取り付けるか確認してください。
∆ ファンにネジを留める際に、風向を確認してください
ファンの付属品に長いネジをラジエーターに留めて、ラジエーターをPCケースに取り付けます。 PCケースに120mmラジエーターを取り付ける十分なスペースがあるかどうかを最初に確認しときましょう。
∆ ラジエーターをPCケースに装着する前に、120mmラジエーターに対応可能なスペースがあることを確認してください
M.2 2280 SSDの取り付け方
T-FORCE SIREN GD120S AIO SSDオールインワン水冷ユニットは、M.2 2280 SSDのみをサポートし、2230 / 2242 / 22110などの他のサイズは対応しません。
SSDを水冷ヘッド取り付けスペースに設置する際、SSDにグラフェンヒートシンクがすでにある場合は、取り外す必要はなく、グラフェンヒートシンクを残したまま熱伝導パッドを貼り付けることができ、M.2 SSDの熱を水冷ヘッドに伝えることができます。
∆ SSD表面のグラフェンヒートシンクはそのまま残して、水冷ヘッド取り付けスペースに配置する場合は、M.2 SSDと水冷の2つの穴が合っているかどうかを確認してください
∆ M.2 SSDは熱伝導パッドを取り付けたら、熱を完全に伝導します
このステップでは、M.2 SSDの穴と水冷ブラケットの穴の位置があっているかを特に注意する必要があります。 M.2 SSDの穴とブラケットの穴が同じ側になるようにし、適切に配置した後、側面のネジを留めます。
∆ 水冷ヘッド左右のネジ4本を留めます
M.2 2280 SSD水冷ヘッドの固定
水冷ヘッドを取り付ける前に、水冷チューブの向きを試してみて、水冷チューブがグラフィックボードのスペースを邪魔にならないよう、確認しながら水冷チューブの向きを調整して、SIREN GD120S水冷クーラーをスムーズに取り付けることができます。
次に、T-FORCE SIREN GD120S AIO SSDオールインワンの水冷ヘッドをマザーボードに取り付け、水冷ヘッドの穴をマザーボードのM.2 SSDの穴に合わせ、銅柱ネジを留めて水冷ヘッド全体を固定します。マザーボードのM.2 SSDの銅柱紛失された場合は、T-FORCE SIREN GD120Sの付属品もM.2 SSD銅柱ネジがあります。
∆ 穴の位置を合わせたら、ネジを留めます
ケーブル類の接続
T-FORCE SIREN GD120S AIO SSDオールインワンのポンプを動作させるためには、DC 3-Pin電源ケーブルに接続する必要があります。ファンも動作させるためにはPWM 4-Pinに接続する必要があります。ファンまたはポンプが動作せず、冷却性能が低下している場合は、これ2本ケーブルがマザーボードに接続されているかどうかを確認してください。
また、ファンをマザーボードスロットに接続したら、ファンが爆速になりました場合は、マザーボードのコントロールソフトウェアまたはBIOSで、ファンが取り付けられているスロットの電源モードがPWMモードかどうかを確認してください。 マザーボードがAUTO設定でDC電源モードを使用している場合は、PWMモードに切り替えてください。
∆ ポンプはDC 3-Pin端子、ファンはPWM 4-Pin端子です
∆ マザーボードスロットにケーブルが接続されている際に、ファンとポンプが動作します
SIREN GD120Sは120 mm ARGBファンを搭載し、ARGBコネクタをマザーボードスロットに差し込むだけで、マザーボードのライティングコントロールソフトウェアを使用して、ライティング効果をカスタマイズすることができます。「ARGB DRAMの白い光どうしてそれぞれ異なるのですか?4つのマザーボードメーカーによるライティング制御方法」参照してください。
また、ARGBコネクタは「5V 3-Pin」スロットにしか接続できず、RGB 12V 4ピンスロットに差し込まないようにご注意ください。
∆ ファンを光らせるには、5V 3-Pin ARGBを接続する必要があります
∆ ARGBケーブルは5V 3-Pinスロットにのみ接続可能で、RGB 12V 4-Pinスロットには接続できません
今回は、世界初のM.2 2280 AIO SSD Coolerの取り付け方法をご紹介致しました。これまでのAIO CPU Coolerとは取り付け手順や細部が少し異なるため、この記事を参考に、SIREN GD120Sの取り付け方法をさらに詳しく知ることができれば幸いです。また、このオールインワン水冷の冷却性能をより深く理解したい方は、「世界初 M.2 2280 SSD オールインワン水冷 GD120S その実力は? 」記事も参照してください
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