プロクリエイターとフォトグラファー向けのT-CREATEメモリーカード

 

Table of Contents

• T-CREATE EXPERT SDXC UHS-II U3 V60 & V90 メモリーカード
• T-CREATE EXPERT CFexpress & CFexpress Plus Type B メモリーカード
• T-CREATE EXPERT S.M.A.R.T. MicroSDXC メモリーカード
• まとめ

現在、T-CREATEブランドのメモリーカードはEXPERTシリーズがメインとなっており、SDXC V60、SDXC V90に加え、最近では新製品のCFexpress Type B、CFexpress Plus Type B、S.M.A.R.T. MicroSDメモリーカードも発売されております。

プロのクリエイターやフォトグラファーの多様なニーズに応えるため、T-CREATEのメモリーカードは、異なるビデオ速度クラスを備えた一般的なSDメモリーカード、PCI-Expressインターフェイスを採用したCFexpress Type Bメモリーカード、そしてS.M.A.R.T. 自己診断技術を採用したMicroSDメモリーカードを提供しております。様々なアプリケーション分野での使用ニーズの違いに基づいて、多くのクリエイターで、異なる用途や要求に対応するために、最適なメモリーカード製品を開発されております。
 

T-CREATE EXPERT SDXC UHS-II U3 V60 & V90 メモリーカード

ビデオ速度クラスV60の仕様は、クリエイターが4Kから6Kまでのビデオを録画するのに役立ち、ビデオ速度クラスV90の仕様は、クリエイターの4Kから8Kまでのビデオ録画のニーズを満たすことができます。T-CREATE EXPERT V60の現在の最大容量は1TB ; T-CREATE EXPERT V90の最大容量は512GBとなります。

使用環境について説明する前に、次の表をご参照ください。
 

動画解像度	動画フレーム数	動画ビットレート	512GB 録画可能時間目安
8K	30fps	400Mbps	163mins
		200Mbps	325mins
4K	120fps	200Mbps	325mins
	60fps	150Mbps	433mins
1080p	120fps	100Mbps	650mins
	60fps	50Mbps	1,300mins

*例して SONY α1 カメラを使用致しました。
*フォームを読むときは、携帯電話を横向きにすることをお勧めします。

フォトグラファーであれば128GB、256GB、512GBがよく選ばれますが、高画質な動画撮影が頻繁に必要な場合はTB以上の容量が選ばれます。また、撮影が完了した後、ファイルは通常、制作会社や顧客に提供する必要があるため、一般的に、ファイルは直接パソコンに保存され、クラウドストレージにバックアップされ、データがメモリーカードに長期間残されません。これがV60およびV90メモリーカードの容量構成の基準にもなります。

すべてのユーザーは通常、コストを考慮に入れます。もし2枚のメモリーカードの容量が単に増加しているだけであれば、フォトグラファーは最適な予算で日々の作業に適した速度仕様と容量を選択していきます。



したがって、T-CREATE EXPERT SDXC UHS-II U3 V60 と V90 メモリーカードのどちらかを選択する場合、クリエイターやフォトグラファーは通常の創作ニーズに基づいて考慮を行う必要があります。例えば、生態観察のために高速連写機能を使用し、生態記録短編映画を制作する必要がある場合、V60が最適となるでしょう。

一方、連写の他にも動画制作のニーズがあり、スポーツ撮影や短編ドラマの制作など、より高速のカードが必要な場合、V90を選択することをお勧めします。
 

T-CREATE EXPERT CFexpress & CFexpress Plus Type B メモリーカード

PCI-Express インターフェイスを使用する2つモデルのT-CREATE CFexpress Type B メモリーカードは、全体の読み取りおよび書き込み速度を大幅に向上させ、最大 1,800 および 1,700MB/s が実現致します。この2つモデルのメモリーカードの違いは、T-CREATE EXPERT CFexpress Plus Type BメモリーカードはPseudo Single-Level Cell（pseudo-SLC 疑似SLC）を採用しており、連続書き込みを高速度で維持することができ、耐久性も向上致します。市場でpSLCを採用されているメモリーカードはほとんどありませんが、これもT-CREATEが実際の使用状況やクリエイターのニーズに基づいて特別に研究開発したものです。



一方で、こうした技術の採用により、メモリーカード自体の容量も圧迫され、T-CREATE EXPERT CFexpress TypeBメモリーカードの容量は512GB、1TB、2TBを用意しており、T-CREATE EXPERT CFexpress Plus Type Bメモリーカードの容量は325GB、650GB、1.3TB となります。下記の表にご参照ください。
 

Video Format (N-RAW)	256GB	Plus 325GB	Plus 650GB	Plus 1.3TB	CFexpress 512GB	CFexpress 1TB	CFexpress 2TB
8.3K (8256x4644 60fps) 5780Mbps ≒ 722.5 MB/s	6mins	7mins	15mins	30mins	12mins	24mins	48mins
4.3K (4128x2322 120fps) 3840Mbps ≒ 480 MB/s	9mins	11mins	23mins	46mins	18mins	36mins	72mins
4K (3840x2160 1200fps) 3020Mbps ≒ 377.5 MB/s	11mins	14mins	29mins	58mins	23mins	46mins	92mins
6K (5392x3032 60fps) 2960Mbps ≒ 370 MB/s	12mins	15mins	30mins	60mins	24mins	47mins	94mins

*Nikon Z9 を例に挙げます。
*フォームを読むときは、携帯電話を横向きにすることをお勧めします。

一般的にCFexpressメモリーカードは、映画品質に近い撮影に使用されております。例えばダイナミックな映像撮影を重視したマイクロシネマやコンサート、または一定の時間がかかる番組制作などです。しかし、映画業界では、通常の市販製品とは異なるカメラとメモリーカードを使用し、一般的には民生用のカメラやメモリーカードをほとんど使用していないです。



したがって、T-CREATE EXPERT CFexpress & CFexpress Plus Type Bの2つのメモリーカードから選択する場合、クリエイターやフォトグラファーの撮影テーマに基づいて選択することができます。この2種類のCFexpressメモリーカードの違いは「Pseudo Single-Level Cell (pSLC)の有無」です。

pSLCこの技術を使用することで、書き込み速度を長時間高速に維持できるだけでなく、長時間の高画質出力の安定性や画質の向上が可能となります。例えばNBAの試合録画や人気アイドルのコンサートの映像収録など、選手の動きやアイドルのダンスビートやリズムを捉える必要があることに加え、球技系やコンサート自体にも一定の時間がかかるため、こういうジャンルのクリエイターやフォトグラファーには、T-CREATE EXPERT CFexpress Plus Type Bメモリーカードを選択することをお勧めします。
 

T-CREATE EXPERT S.M.A.R.T. MicroSDXC メモリーカード

T-CREATEブランドのMicroSDメモリーカード – T-CREATE EXPERT S.M.A.R.T. MicroSDXCメモリーカードはビビデオ速度クラスV30仕様に対応致します。4K録画、連写ニーズを満たすほか、S.M.A.R.T. 自己診断技術にも搭載されております。過去にすべてSSD製品または産業メモリーカードに使用されており、民生用のメモリーカードにはほとんど使用されていなかったため、今回このT-CREATE EXPERT S.M.A.R.T. MicroSDXCメモリーカードが市販で唯一監視ソフトウェアをサポートする民生用のメモリーカードです。

クリエイターやフォトグラファーにとって、メモリーカードに保存されているデータは重要な収入源となります。そのため、S.M.A.R.T. 自己診断技術を使用することによって、ユーザーは常にメモリーカードの健康状態をパソコンで監視し、データレスキューより予防しておくことが大切となります。



しかし、現在はセルフメディアという時代で、誰もがクリエイターになれると同時に、この分野に初めて入るクリエイターは、より簡易的な機材を使用して、ライブ配信やVlog撮影を行う傾向にあるとも考えられます。それらのクリエイティブなプロジェクトは、スマートフォンやアクションカメラなど、持ち運びやすいデバイスで撮影できるため、T-CREATE EXPERT S.M.A.R.T. MicroSDXCメモリーカードは、手軽・便利・持ち運びやすいデバイスに適しており、ビデオ速度規格V30とA2規格により、スマートフォンやアクションカメラのどちらでも対応され、4K画質のビデオ撮影をスムーズに行うのに役立ちます。さらに、スマートフォンのアプリで動画編集を行う際にも順調に作業が行えます。
 

まとめ

今回は、T-CREATEブランドの全てのメモリーカードを簡単に紹介致しました。各メモリーカードはあらゆる用途分野で、さまざまなクリエイターやフォトグラファーのニーズを満たすことができます。また、TEAM GROUPは各製品の開発を通じて、クリエイター市場をより深く理解し、T-CREATEブランドの初心を実現することを目指しています。

それでは、また次回！
 

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